欧米の出版社の辞書
ここでの記載内容は、以下の出版社から出ている英⇔仏、仏⇔伊といった
外国語辞典の一般的な特徴です。
イギリス:オックスフォード(Oxford)、コリンズ(Collins)、
イタリア:ガルザンティ(Garzanti)、ザニケッリ(Zanichelli)
フランス:ラルース(Larousse)、ロベール(Robert)
1.仕様の記載
日本では英和辞典、和英辞典と片方のみから引くが、上述の出版社は両引き
(オランダの Van Dale の辞典は日本と同じく、一方からのみ引く)。
しかも、双方の見出し語、意味、用例などの合計を収録項目数として記載しているので、
各言語の項目別の正確な数が分かりません。
唯一イタリアの Zanichelli 社が見出し語(voci)、意味(accezioni)、用例(traducenti)、
語句(locuzioni)の数を個別に記載していますが、あくまでも両引きの合計。
出版社に問い合わせると、より正確な収録数を教えてくれます。
因みに、長年前、日本在住のため辞典の現物を見れないので、中身の数ページを
写真で送ってもらえないか尋ねたところ、すぐにスキャンした画像が送られてきました。
ロベール社は回答に時間がかかるも、おおよその語数を教えてくれます。
ラルース社は問い合わせてもほとんど反応がなかったり、数週間後に返事が着ても
「サイトに記載してある通り」の一言で、結局詳細は分かりません。
2.収録内容(大辞典)
日本の辞典よりも高い頻度で改定版が出るので、新語や既に使われている言葉に加わった
意味が載っています。単語に含まれる複数の様々な意味は、日本の辞典よりも豊富と思えます
(抽象的な語彙を理解したり、和訳するのに参考になります)。
現代用語、ビジネス用語と建築用語(特にラルース社の辞典)に強い一方で、動植物、
医学、歴史、手工芸、船舶の関連用語は日本で出版されている辞典が豊富と思えます。
また、日本の大辞典には、あらゆる時代の世界中の歴史上人物、地名、芸術・文学作品など、
様々な分野の固有名詞が沢山収録されています。
ビジネス関連の資料の翻訳には欧米の辞典を使い、専門用語や固有名詞は日本の
大辞典を参照しています。
外国語辞典の一般的な特徴です。
イギリス:オックスフォード(Oxford)、コリンズ(Collins)、
イタリア:ガルザンティ(Garzanti)、ザニケッリ(Zanichelli)
フランス:ラルース(Larousse)、ロベール(Robert)
1.仕様の記載
日本では英和辞典、和英辞典と片方のみから引くが、上述の出版社は両引き
(オランダの Van Dale の辞典は日本と同じく、一方からのみ引く)。
しかも、双方の見出し語、意味、用例などの合計を収録項目数として記載しているので、
各言語の項目別の正確な数が分かりません。
唯一イタリアの Zanichelli 社が見出し語(voci)、意味(accezioni)、用例(traducenti)、
語句(locuzioni)の数を個別に記載していますが、あくまでも両引きの合計。
出版社に問い合わせると、より正確な収録数を教えてくれます。
因みに、長年前、日本在住のため辞典の現物を見れないので、中身の数ページを
写真で送ってもらえないか尋ねたところ、すぐにスキャンした画像が送られてきました。
ロベール社は回答に時間がかかるも、おおよその語数を教えてくれます。
ラルース社は問い合わせてもほとんど反応がなかったり、数週間後に返事が着ても
「サイトに記載してある通り」の一言で、結局詳細は分かりません。
2.収録内容(大辞典)
日本の辞典よりも高い頻度で改定版が出るので、新語や既に使われている言葉に加わった
意味が載っています。単語に含まれる複数の様々な意味は、日本の辞典よりも豊富と思えます
(抽象的な語彙を理解したり、和訳するのに参考になります)。
現代用語、ビジネス用語と建築用語(特にラルース社の辞典)に強い一方で、動植物、
医学、歴史、手工芸、船舶の関連用語は日本で出版されている辞典が豊富と思えます。
また、日本の大辞典には、あらゆる時代の世界中の歴史上人物、地名、芸術・文学作品など、
様々な分野の固有名詞が沢山収録されています。
ビジネス関連の資料の翻訳には欧米の辞典を使い、専門用語や固有名詞は日本の
大辞典を参照しています。